まっちゃんのブログ。

適当に映画とか、本とか、仕事のこととか。ツイッターアカウントは、mattyan_m

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「やさしい」って、どういうこと?/アルボムッレ スマナサーラ

[本の内容]
私たちは、やさしくされるのが大好きです。「やさしい人は嫌いです」という人は、一人もいません。人の好みは千差万別なのに、こと「やさしさ」に関しては、誰一人として反対しないのです。ところが「やさしさとは何ですか?」という質問には、誰もきちんと答えられません。そしていつも「やさしくしてもらえない」と嘆いているのです。これはとても不思議です。いったい「やさしさ」とは何なのでしょうか? どうしたら、やさしくしてもらえるのでしょうか? 仏教本来の教えを伝える初期仏教のスマナサーラ長老が、今まで誰も知らなかった「本当のやさしさ」について語ります。

[まっちゃんの感想]
エチカの鏡で、本のソムリエと呼ばれる本屋のおじさんが紹介していた本。
仏教の考え方をわかりやすく書かれてある。
作者は、アルボムッレ スマナサーラという僧侶で、日本でいろいろ活躍しているらしい。
この本以外にも、いろんな本書いてて、結構、有名な人らしい。

まっちゃんが、特に気にいったのは、第2章の「やさしくない世界」。

やさしさは、エゴだという。


人はやさしくしてほしい。そのために自分もやさしくする。

やさしいと思う人は、自分のエゴを満たしてくれる人。

ボランティアだって、自分の中で、良いことをやっているという、精神的な見返りを得ている。


まったくその通りかもしれない。

誰だって怒られている時に、この人、やさしいとは思わない。
自分のために言ってくれているんだ、という精神的な見返りを得ている場合はあるが。

だいたい、やさしい、といわれる人は、害がない場合が多い。
要は主体性がない。人がしてほしいなぁと思っていることを、
やっておけば、その人は怒らないし、ただ、それをやっているだけ。
まさに、やさしくすることで、何も考えない、何もしない、という楽な道を選び、
自分に一番やさしいだけなのでは?と思うことも多い。
実は、こういった人が一番やっかいで、自分は何も悪いことしてないと思っているから、
その人に対して、文句をいったりすると、思いっきりへこんでしまう。

自分の好きな女の子に何かプレゼンとをやったり、喜ばせようとするのも、
その子にもっと好きになって欲しいと思ったり、
そういう行為をやっている自分に陶酔しているだけであって、
決してやさしいわけではないはずだ。
それが、相手が本当に望んでいるか?といえば、そんなことはわからない。

別に、この、偽善者といっていいような行為、つまりは、「やさしさ」が悪いとは思わない。
だって、その偽善的行為で、その人が満足しているわけであるから。
人は、なんだかんだ、欲求を満たしてくれるものがなければ、動かないからだ。
たとえば、お金が欲しい人は、お金をもらえなきゃ働かないし、
ほめてもらいたい人はほめてもらうためにがんばる。
やさしい人は、やさしいと思われたいとかのために、やさしくするだけ。
ただ、それだけで、何も悪いことでもないし、むしろ、その人が満足出来ればよいことだと思う。

やっかいなのは、自分がやっていることが正しいことと信じて、ほかの人を認めないことだ。

やさしくしてくれない人は、やさしさにモチベーションをもっていないだけだし、
自分が考えているやさしさ、そのものが、人とは違うのかもしれない。
そもそも、相手に期待するっということ自体が、相手に依存している気がする。

いろんな人の考えがあって、いろんな生き方があって、
ほとんどは、間違いということはなくて、それぞれみんな生きている。

そんな感じのことを、認めて、
その中で自分ができることをやることが、
思いやりというものだろう。

[まっちゃんのお勧め度]
★★★★☆(読みやすいし、気軽によめる)


「やさしい」って、どういうこと?「やさしい」って、どういうこと?
(2007/09)
アルボムッレ スマナサーラ

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文庫本もあるみたい。

ブッダが教えた本当のやさしさ (宝島SUGOI文庫)ブッダが教えた本当のやさしさ (宝島SUGOI文庫)
(2009/02)
アルボムッレ・スマナサーラ

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[ 2009/08/19 22:33 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~

[ストーリー]

野心家の青年レナード(エイドリアン・ブロディ)は、物静かで思慮深い天才ギタリスト、マディ・ウォーターズ(ジェフリー・ライト)と衝動的なハーモニカ奏者リトル・ウォルター(コロンバス・ショート)に出会う。発展しつつあったレコード・ビジネスのブームに乗ろうとしたレナードは、彼らのアルバム作りを始めることにする。

[まっちゃんの感想]

キャデラックレコードという名前が、いかにも、古き良きアメリカを彷彿とさせ、
現在のキャデラックの状況をみてみると、なんともいえない気持ちになってしまう。
アメリカにとってのGMは、日本にとってのトヨタ以上か。

この「キャデラックレコード」は、米国のブルース、R&B系のレコード・レーベルである、
「チェス・レコード (Chess Records)」の設立についての事実に基づいている。
実際でてくる音楽も、聞いたことあったような曲もあった。音楽はかなり素晴らしい。
(おそらくは、多分かなり有名なんだろう・・・」

で、なぜ、キャデラックレコードかというと、ミュージシャンに高級車キャデラックを贈ったというエピソードからきているようだ。実際に何度もそのシーンがあって、いくつものキャデラックがでてくるが、
やっぱりカッコいい。今のっててもとってもカッコいいと思う。

この映画の一番のテーマは、人種差別にあると思う。
当時のアメリカは人種差別がひどかったようで、黒人は明らかに扱いが違った。
それを、はっきりと見せる場面もいくつもある。
しかし、このレーベルの白人オーナーは、黒人に対する差別意識はまったくなかった(はず。)
才能ある黒人を発掘して、世に出していったわけだ。
最後、白人だから、搾取している!という疑惑などがあったのも事実。
実際に、それ搾取していたかどうかというのはわからないが、どうなんだろう。

でも。搾取したとしてもだ。それが人種差別なのか。
確かに人種差別は悪い。今回の場合は、プロデューサーがアーティストを使って、
ビジネスをしていたわけだ。別に黒人だからそれをやっていたわけではないだろう。
才能ある黒人がいることに目をつけただけだ。

たいがいの世の中はそうなっているのじゃないか。
使われる人と使う人がいて、使う人の方がお金を搾取する。
なんか、小作人と地主の時代からかわっていない気がする。
それが、資本主義と呼ばれるものなのかわからないが、
実際問題、それが、金銭的な面においては、常だと思う。

これが、みんなが、食うにも困るような時代であれば、
それは、資本家が悪者で、お金をもっと払え!といったことになるが、
今では、食うに困ることはあんまりない。
映画の場合も一緒で、キャデラックまで与えていたわけだ。

ここで、「金銭的な面」においては、といったのは、
人の欲求はいろいろで、幸せの価値観もいろいろだということだ。
よくも悪くも、世の中、金じゃない。といった風潮があるなかで、
金を稼ぐよりも、自分の好きなことをやれる方が良い。という人も結構多い。
どっちが幸せかどうかと思うのは、本人次第だ。

じゃ、それまで、黒人には差別があって、
そのような好きなことをして生きていける術がなかった。
しかし、このプロデューサーは、その機会を作ったわけだ。
どっちが金銭的にもらえるかなと考えると、仕組みを作った方なのかもなと思う。
音楽で人種差別をなくした功績も大きいと思う。


それにしても、ビヨンセがでてたんだが、
なんか、あんま、色気を感じなかったのは、時代背景のせいか・・・

最初にちょっとだけでてた、キャデラックのエスカレードがほしい。

キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語 デラックス・エディションキャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語 デラックス・エディション
(2009/07/22)
サントラリトル・ウォルター

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[まっちゃんのお勧め度]
★★★☆☆(音楽が素晴らしい)

[ 2009/08/16 14:53 ] 映画 | TB(1) | CM(0)

ココ・シャネル

[ストーリー]
1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰めかけていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する――。ファッションへの野心と燃えるような愛を貫き生きた、世界で最も有名なデザイナー、ココ・シャネルの伝説の物語。空白に15年を経たシャネルを大女優、シャーリー・マクレーンが、若き日のシャネルをバーボラ・ボブローヴァが演じる。およそ70着もの衣裳とヴィンテージの宝石、バッグが物語を彩る。

[まっちゃんの感想]

シャネルといえば、成金の見栄っ張りのおばさんのイメージがあるもんだが、
この映画をみた後は、なんだかシャネルが好きになってしまった。

映画のストーリーは、ココ・シャネルの誕生から大きくなっていくまでという内容ではあるが、
恋愛映画であり、男女平等映画であり、起業家映画であった。

シャネルって人は、あんなにかわいかったのだろうか。
将校に人気があったということは、やっぱりそうなんだろう。
それを活かしてかどうかはわからないが、シャネルはチャンスを掴んだわけだ。
でも、シャネル自身がただなんとなくやって、シャネルブランドを作ったわけでなくて、
女性にもっと自由に、といった思いや、シャネル自身がなり上がってやろうと強く思ったから、
シャネルがシャネルの所以なんだろう。

ここがポイントで、ブランドがブランドであり続ける鍵なのかもしれない。
シャネル自身も言ったように、「流行は時代とともに移りかわる」というのは
もっともなことで、いろんな企業にも当てはまるんだろう。
じゃあどうすればいっかといえば、シャネルは、「スタイル」を考えたわけだ。
女性の堅苦しい服装であったり、これまでの常識を覆すような服装を提案した。
それは、「もっと自由に」といった、シャネル自身の思いが根底に流れているようだ。
中途半端なデザイナーほど、流行だとか、かっこいいとかだけ、追い続けているような気がする。

やっぱり、企業であるならば、会社の映画ぐらい作れるようにしたいもんだ。
プロジェクトxみたいなものも良いが、こういったメッセージ性のある映画を期待したい。
相当なブランド化がはかれるだろう。

それにしても、ココ・シャネル。タバコ吸いすぎ!!


[まっちゃんのお勧め度]
★★★★★(シャネルに興味なくても見るべき!)


ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫 や 1-1)ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫 や 1-1)
(2009/08/07)
山口 路子

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[ 2009/08/10 00:55 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
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