まっちゃんのブログ。

適当に映画とか、本とか、仕事のこととか。ツイッターアカウントは、mattyan_m

ホーム > アーカイブ - 2010年06月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

孤宿の人/宮部みゆき

[内容]

岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。以来、加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が頻発。そして、加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった少女ほう。無垢な少女と、悪霊と恐れられた男の魂の触れ合いを描く渾身の長編大作。


[感想]

本当の「鬼」は誰だ。

人間の本性とか、弱さとか、これでもかってぐらい。


何か人のせいにすることは、知らず知らずのうちにやってしまうことで。


例えば、政治が悪い、会社が悪い。加賀様が悪い。


言い出したらきりがない。


でも、そうやって、人は自分を納得させ、
どんなに自分がおかしいとわかっていても、
自暴自棄にならずに生きられる。


「自責」とは良くいうが、けっこうな人が、
自分があの時怠慢したからだとか、努力が足りなかったとか、
「過去の自分のせい」にする。


それは、事実かも知れないし、間違っているかもしれない。


ただ大事なのは、その事実を受け入れること。


なかなか、簡単なようで難しい。




[評価]

★★★★☆(ほうのその後が気になる。)






孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)
(2009/11/28)
宮部 みゆき

商品詳細を見る


スポンサーサイト
[ 2010/06/28 21:47 ] 読書 | TB(0) | CM(7)

小暮写眞館/宮部 みゆき (著)

[内容]

もう会えないなんて言うなよ。
あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。
講談社創業100周年記念出版

ようこそ、小暮写眞館へ。著者3年ぶり 現代エンターテインメント
第1話 小暮写眞館
 世の中にはいろいろな人がいるから、いろいろな出来事も起きる。なかには不思議なこともある。
第2話 世界の縁側
 人は語りたがる。秘密を。重荷を。
第3話 カモメの名前
 「電車は人間を乗せるものだ。鉄道は人間と人間を繋ぐものだ。だから鉄道を愛する者は、けっして人間を憎めない」
第4話 鉄路の春
 ――僕はこの人を守らなくちゃいけない。


[感想]

心霊写真という媒体を通した、心理描写。
4枚の心霊写真が何を意味するか解決する、サスペンス。
いや、恋愛ストーリーか。


「正義」ほど、人を苦しめるものはない。


宗教を信じる人にとっての宗教。
男は女は悲しましたりしちゃいけない。
しっかりとした教育を受けてる人が立派な人だ。
自分の子供を死なしちゃいけない。


いっぱいある世間の常識。


そこからはみ出したら、その人は駄目なのか。

世間の常識を後ろ盾にした、「正義」という言葉を振り回されれされる程、
振り回す側はゆずらないだろうし、振り回される側は行き場をなくす。

もっと性質が悪いのは、正義を理由に現実から逃げることだ。


男が女を傷つけちゃいけない。そんな世間の常識があるから、
傷つけるかもしれない男は、その正義を守るということで、
女の前から立ち去る。

悲劇のヒーローを演じることで、正義を守ることで、
目の前から逃げているだけなんじゃないか。


そんな正義は正義じゃない。


自分の弱さの言い訳だ。



そんな正義に縛られるより、やりたいようにやればいい。





[評価]


★★★★☆(700Pあるけど、一気によめた)


小暮写眞館 (100周年書き下ろし)小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
(2010/05/14)
宮部 みゆき

商品詳細を見る



[ 2010/06/20 07:46 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

インフォーマント!

[内容]

1992年、イリノイ州にある大企業で働くウィテカーは順風満帆だった。33歳にして重役、工場をまかされ、家庭も円満。ところがある日、工場でウィルスが発生。日本企業のスパイから脅迫を受けたと報告した事から、FBIが介入。しかしなぜか録音機を取り付けに来た捜査官に、ウィテカーは会社が違法な価格協定を行っていると告白。その日以来、ウィテカーは巨大企業の内部告発者になるのだが、彼には「隠しごと」があった。
[ 2009年12月5日公開 ]











[感想]


味の素とか出てきて、これ実話に近い話みたい。


まぁ、内部告発ってのは、なんかきれいな感じがするけど、
実際、こんなもんなんだろうなーと思う。


モラルが高い人が通報した!ってのも、実は眉唾ものかもしれんな。

ただ、告発対象の人が嫌いだったり、自分が得することがあったり。


悪いことは悪い。


そんなことを自信もっていえる勇気と見識をもっている人がどれだけいようか。




ちょっと前、食品偽装問題の社長の会見みたけど、
中国産を偽って、日本産としてたらしい。

味は中国産の方がおいしい、安い、安定的に供給できる。
日本産だと、高くなりすぎるし、売れない。

社長は泣いてた。社員のためだって。つぶれるだろうなぁ。

中国産を日本産だといって売ったのは、絶対間違いだろうけど。
日本で加工して日本産だといえばよかったんかな。


なんか、むなしい。


この事件で誰が得したんだろうかなぁ。



[評価]
★★★☆☆(マット・デイモンが面白い。)


[ 2010/06/05 11:52 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

THE WAVE ウェイヴ

[内容]

高校教師のベンガーは特別授業週間で独裁制について学ぶクラスを受け持つことに。若くて生徒からの人気もあるベンガーは授業の一環として、生徒に独裁制を体験させようとある提案をした。それは授業中に自分を指導者とした独裁制を行うというもの。最初は嫌悪感を示す生徒たちだったが、やがてこれまでに味わったことのない一体感に興奮していく。そして生徒たちは自らを「ウェイヴ」と名乗って異物の排除を行うようになり…。
[ 2009年11月14日公開 ]


[感想]

何がすごいって、これが実話に基づいているってことで。

いまどき、独裁がどうのこうのとかよくわからんし
ましてや、自分がその中にいることたんか想像だにしない。

というのは、授業を受けてた高校生達もおんなじ気持ちなわけで。

ファシズムの定義はよくわからんけど、
考え方とか同じになるように強制し、違う人を排除すると定義するならば、
似たようなことは、現代の日本にもいっぱいあるような気がする。

KYて言葉はまさに、ファシズム的な考え方のような。
誰にとってのKYなんだ。何で一緒じゃなきゃならないんだ。


でも、自分と考え方が同じ人と一緒にいるのが心地いいわけで、
それ自体は、何も悪いことじゃないし、むしろ自分の居場所を見つけるということは、
そういうことなのかもしれない。

会社にしても、ある一定の考え方や方向が一緒の人が集まっているのは事実で、
というか、それがプラスに働くことも多いと思うし、働いている人の満足度も高いと思う。


じゃあ、何が問題かっていうのは、自分の考え方以外の人を、敵視してしまったり、
排除したりしてしまうことで。
何も、相手と考え方が一緒になる必要はなくて、そういう考え方もあるというぐらいでいいんじゃないか。


自分が正しいと思うことをやってりゃそりゃそれでいいし。
自分が間違いかもしれんし、ほかの人が間違いかもしれなし。

ただ自分が正しいて思ったことをやってた方が楽しいから、そうすればいいと思う。


ま、知らず知らずのうちに、自分と違う考え方の人とは、離れていってしまうものだけど。


[評価]

★★★★☆(人って弱い生き物だ)






ウェイヴ [DVD]ウェイヴ [DVD]
(2010/04/28)
ユルゲン・フォーゲル

商品詳細を見る



[ 2010/06/05 11:25 ] 映画 | TB(0) | CM(0)
<PR>


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。