蟹工船 まっちゃんのブログ。

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蟹工船

[ストーリー]

北海道の先、カムチャッカ沖でカニを捕り、船上で加工缶詰を作る蟹工船の博光丸。そこで働く労働者は、監督・浅川(西島秀俊)の暴力と酷使に耐えながら、低賃金で重労働についていていた。そんなある日、労働者たちは一斉蜂起するが、力及ばなかった。しかし、労働者たちの心に火がつき、再び支配する者に立ち向かおうとする。


[まっちゃんの感想]

小林多喜二の有名な作品で、最近の時代を反映してか、なぜか若者に人気らしい。

この映画を見たあとに、蟹工船をみたという友人にメールを送ってみた。

俺  「こういった作品を映画にするって難しいよね」
友人 「映画みるより、工事現場で働いた方が蟹工船気分味わえますよ」

確かに、そのとおりではあるけど、その後も、何度かメールのやり取りをして、
「俺もその気分味わっている」みたいなことを送ったら、「甘い!」だと。

あなたに何がわかっているのか?とだいぶつっこみたくなったが、我慢した。


有名な話に、「三人の石切り工」というのがある。確かドラッカー。

彼らは何をしているのかと聞かれたとき、第一の男は、「これで暮らしを立てているのさ」と答えた。第二の男は、つちで打つ手を休めず、「国中でいちばん上手な石切りの仕事をしているのさ」と答えた。第三の男は、その目を輝かせ夢見心地で空を見あげながら「大寺院をつくっているのさ」と答えた。

誰もが、第三の男が理想的であり、目指すべきだと思うだろう。

しかし、現実は、第一の男のように、生活のために、働いている人が多くて、
ましてや、ひどい労働環境の中では、第一の男は、だめになるのかもしれないなて。

そこには、働く意思が、お金以外にないからだ。
お金が家族のためなどになるのはいうまでもないが、そこには、その仕事である理由がない。

船の監督が、お金のためかどうかはわからないが、
少なくとも、国家のためと思っている節がある。
そりゃ、単純な労働者より、強いと思う。

映画でいう「自分の意思」と「わがまま」は違う。


この本がはやっている理由というのは、おそらくは、
派遣切りなどの雇用問題をうけ、資本主義の矛盾を感じている、
若年層が好むのだろう。

それには若干の違和感を感じる。
この蟹工船の時代は、いろんな権利がなかったわけだ。

しかし、今の時代は違う。
ある程度の人権は確保され、自由がある程度保障されている。
職業を選ぶ自由もあるわけだ。

その中で、あえて、そういう環境を選んでしまった。
いろんな人がいて、どうしても、その仕事しかなかった人もいるとは思う。

でも、努力して努力して、今の環境だから、成功をつかた人も多いはず。
成功した人が努力してたとき、その人たちはどうしてた?
本当に努力して、考えて、生きていたといえるのか?
今も、その環境をかえようと、本気で努力しているのか?

実際のところはよくわからないが、
派遣の仕事をやって、本当に楽しく生きている人も間違いない。

それは、自分でそういう仕事であることを、自覚し、
自分で選択し、生きている人のような気がする。

やっぱり、「意思」が大事なんやろうなと思う。



[まっちゃんのお勧め度]

★★☆☆☆(本の方がおすすめ)

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[ 2009/07/12 12:47 ] 映画 | TB(1) | CM(0)
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言わずと知れた小林多喜二の傑作小説の映画化だが、ポップな地獄絵図とでも呼びたいライトな「蟹工船」に仕上がった。カムチャッカ沖の船上で蟹の缶詰を加工する蟹工船で働く労働者たちが、過酷な重労働と横暴な支配者に対してついに立ち上がる姿を描く物語だ。ユーモアを...
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