赤い指/東野圭吾 まっちゃんのブログ。

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赤い指/東野圭吾

[ストーリー]
(出版社 / 著者からの内容紹介)
直木賞受賞後第一作。構想6年の後に書きあげられた書き下ろし長編小説、つい
に登場! 身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に練馬署
の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出されるさまざ
まな親子像。東野圭吾にしか書き得ない、「家族」の物語。
『放課後』でのデビューから数えてちょうど60冊目にあたる記念碑的作品。

[まっちゃんの感想]
「家族」がテーマになっている、ちょっと重たい話。
家族について考えると同時に、人間の弱さと、優しさについて考えさせられます。
ストーリー自体はどっかにありそうな話ではあるが、
父、母、子、祖母のそれぞれの心理を考えるとたまりませんね。

もし、家族が犯罪を起こしたらどうするかということを考えてみる。

世の中全員が敵であっても、最後まで味方でありつづけるのが家族。
例え、犯罪者と疑われても、そうじゃないと最後まで信じ続ける。
もし、自分で確信していなかったら、それが家族とはいえないか。

しかし、実際に家族が犯罪を犯したところを見てしまったらどうするか。
それが殺人など、取り返しのつかない、明らかに誰かを傷つけていることであったらどうか。
もし、家族が殺人で捕まれば、本人は当然のごとく、
家族さえも、殺人者の家族として、周囲から扱われると想像できる。
これまで築いたものもすべて、失うだろう。

それを考えた場合、何事もなかったように家族を警察につきだせるか。

きれいごとであれば、悪いことをしたのは本人が悪いし、
当然、罪を償うべきであると考えることができる。

もっといえば、たとえ、ばれなかったとしても、
人を殺した、もしくは殺したのを隠した悩みに一生後悔し、
悩み続け、決して、本当の幸せを得ることはできないとわかってはいても、
警察に突き出すのは本当に悩むことだろうと思う。


しかし、だ。


どんなに悩んだとしても、やはり、警察に届けるべきだろう。
やってしまった事実は、変わらない。
そこには被害者がいて、その家族もいる。
その家族の幸せを奪ってしまったわけだ。
その罪を償いきれるもんではないだろう。

その事実をうけいれなきゃだめだ。
警察にはばれなかったとしても、自分は騙せない。
それが、自分や家族、他人に対する思いやりというものだろう。


最後の縁側でのおばあちゃんの涙は、きっとそういうもののような気持ちかなと思う。


まぁ、そんなことが起きない家庭にしたいものだけど・・・

それにしても加賀刑事はかっこよすぎじゃないか?


[まっちゃんの評価]
★★★★☆(ミステリーというよりも、家族についての本)

赤い指 (講談社文庫)赤い指 (講談社文庫)
(2009/08/12)
東野 圭吾

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[ 2009/09/13 15:56 ] 読書 | TB(1) | CM(0)
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